STORY.5 「優しいパン作り」
幅広い年代から愛される「パネッテリア プルチーノ」。子どもの頃からパンが大好きだったというオーナーの安井さん。でも、当時は手作りパン屋さんが少ない時代。それなら自分で作ろう！そんな風に思い立ち、夢を実現された。“ハードすぎない”絶妙のパン生地は、『子供さんからお年寄りまで毎日食べてもらいたい。』そんな想いからだという。生まれ育った地でお店を始めて7年。今ではイベントに呼ばれることも多くなり、美味しかった味が忘れられないと遠くから来られるお客さんも多いとか。
ミル弁企画・・・、ご飯と野菜を重ねたミルフィーユ弁当をイメージしていた私たち、パン屋さんにどういったミル弁を作ってもらえるのだろうか？断られるかな〜？と恐る恐る尋ねたところ、「おもしろそう」と二つ返事！ひとまず“ホッ”と一安心。調子に乗って、「ハンバーガーでミル弁出来ませんかね～？」とお願いしてみると、物差しを取り出しすぐに容器を計測！仕事はやっ！！こうしてミル弁企画を引き受けて下さった。ハンバーガーでミル弁..．どんな仕上がりになるのだろう？
「試作が完成したよ」と連絡が入り、お店へさっそく伺うと、ボリューム満点のハンバーガーが容器にピッタリとおさまっていた。秋田農園さんご自慢の「ネギベーゼを隠し味に、小学校からの幼馴染である小林農園さんの「サラダ水菜」をたっぷり挟むという粋な計らい。「食べてみるか？」という声言葉に（ヤッター！）、みんなで、ウマい！ウマい！と頬張った。そんな私たちの様子を眺めながら、「このサイズに合わせてパンを焼き上げるのに苦労したよ～」とハンサムなお顔から、いつもの優しい笑顔がこぼれた。 ※ネギベーゼとは？ネギのジェノベーゼ。幅広い料理で使える！と大好評の調味料。 詳しくはこちらから！ https://shop.yamashiro-gohan.com/products/detail/44 （山城ごはんshop）
待ちに待った当日、「USAから上陸？！５インチ重ねのバーガーミル弁」、アメリカンな商品名を付けたミル弁は、「写真映えしていて見た目もかわいい！」「ボリューム満点で美味しそう！」と幅広い世代に注目を浴び、手に取っていただく前から高評価！そんなハンバーガーミル弁は見事完売！安井さんに良い報告ができた。 ザ・プロの技を優しい笑顔で見せてくれた『Panetteria Plucino』さん。店内には、“パンをモチーフ”にした可愛らしい小物も並ぶ。「本物みたい！」というと、本当にパンを焼き固め作られているそうで、こちらは奥様作だとか！！二人三脚、おいしいパンと夫婦の温もりに包まれるアットホームな雰囲気があなたを迎えてくれる、そんなお店だ。
Panetteria Pulcino
