きづのもり KIZUNOMORI

ストーリー

STORY 4.「運命を感じた瞬間」

メイン写真【4.LANTANAα】

「ミル弁企画」、一体どこから手を付ければ進んでいくのか?そんなことを悩んでいた時、市役所農政課の方が橋渡しをしてくださった。季節で一番美味しい野菜を信頼のおける農家さんから仕入れ、開発したというお弁当・おばんざいが並ぶ「LANTANA α」。出来る限り自分達で内装を仕上げたというセンス溢れるお店は、2017年9月に丸2年を迎えた。切り盛りするのは栄養士、元介護士、元保育士という食に敏感な“精鋭ぞろい”。先にオープンさせたcafé「Lantana」に続き、『お弁当屋さんも開きたい…、』と思い始めた頃、偶然にも同じビルに空き店舗がでたそうだ。『これは“運命”』。一歩踏み出してみよう!そう決心されたという。

2(承)【5.LANTANAα】

自分達の企画をどうしても成功させたい。「一歩踏み出そう!」私たちも運命に導かれるように、勇気をだしてお店の扉をノックした。『ミル弁!!最初に聞いた時からワクワクしたよ!』交渉に慣れていない私たちを笑顔で迎えいれ、緊張気味なメンバーに温かい言葉をかけて下さった。まだまだ企画を詰め切れていない段階。それでも参戦を表明してくださった最初のお店になった。ふと店内を見渡すと、その日も美味しそうなおばんざいがならんでいる。前から活動途中にメンバーで立ち寄ったことがあった。だから、美味しいことは知っている。「これらを組み合わせたら一体どんな美味しいミル弁ができるのだろう…。」そんなことを想像すると、期待で胸がおどりだした。

3(転)【5.LANTANAα】

『試作ができたよ!』そんな連絡に急いで取材にでかけた。シャッターをきる私たちの前で一段、また一段と積み重なっていく。そのたびに、「おー!」「すごーい!」「きれーい!」と取材を忘れたメンバーから感嘆の声がもれる。「これがお弁当?!こんなカラフルな弁当見たことない!!」木津川市産の野菜をふんだんに使用した色とりどりのおばんざいが、いかにもインスタ映えしそうなミル弁として仕上がった。「名前は?」と聞くと、『五感で楽しむおばんざい弁当』だと言われた。「今すぐにでも食べたい!」その場にいた誰もが思ったこのお弁当を見たお客さんは、一体どんな反応を示すのだろう。そんな想像しただけでワクワクしだす。この企画いける!そう確信した瞬間だった。

4(結)【5.LANTANAα】

「お茶の京都博」当日、驚くほどの速さで売り切れてしまい、私たちはお客さんの反応を楽しむ余裕などなかった。採点の集計結果がメンバー全員の手許に届く。「早く!授賞式の準備を…」「「『LANATANA』さんの等身大パネルを運ばなきゃ!!」私たちのブースではそんな会話が飛び交う。そう、輝く第1回のグランプリは、『LANATANA α』さんの手に!「あれっ??「『LANTANA』さんって会場にいらっしゃるのでは…」「そうだった…。」偶然にも会場に来られていたお二人を急いで探しまわるメンバー。何とか授賞式の舞台へご案内、プレゼンテーターの河井規子市長から笑顔で賞状とトロフィーを受け取っていただくことができた。 後日、お店へお礼に伺うと店内の目立つ場所になんと賞状とトロフィーを飾ってくださっているではないか。そんな優しい心遣い、最初に訪れた日を思い出した。もしあの時、『この企画いけるよ!』って後押しされていなかったら、もしも、優しく話を聞いて貰えていなかったら、ひょっとすると…、私たちはここまでたどり着くことが出来なかったのかもしれない。心温まる気配りをされるお店「LANTANAα」。「食べること」それは誰もが日々繰り返す「生きること」。“つい”疎かにしがちだけれど、手造り出来ない時は美味しい料理が並ぶ「LANTANA α」を利用して、日々の暮らしを豊かにしたい。そんな風に思えるお店。あなたも一度訪れてみては。

店舗紹介

店舗紹介【5.LANTANAα】
LANTANA α Café Lantana

「お弁当屋」と「カフェ」、二つのお店。 
出来る限り自分たちで内装を仕上げたセンス溢れるお店を切り盛りするのは、栄養士、元介護士、元保 育士という食に敏感な“精鋭ぞろい”。
色とりどりの 手作り“おばんざい”は一見の価値がある。 

〒619-0202 木津川市山城町平尾西方儀38-1
Tel:0774-86-3833
■営業時間 9:00~17:00
■定休日 毎週日曜日、第2・4月曜日 

HP http://cafelantana.com/
Facebook http://www.facebook.com/cafelantana/

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他、ストーリー、配信予定。